発表会に贈る花は何がいい?
お祝い花の選び方と立て札の書き方

発表会にぴったりのお花を贈りたいけれど、「どんな花が喜ばれるの?」「スタンド花とアレンジメント、どちらがいいの?」「会場に直接贈っても大丈夫?」など、初めての方は不安も多いのではないでしょうか。
特別な一日、大切な人の晴れ舞台をもっと華やかに、そして心に残るものにするためには、贈るお花にも気配りが大切です。
本記事では、発表会におすすめのお祝い花の選び方から、会場への手配、立て札のマナーまで、初めてでも安心して準備ができるようにわかりやすくご紹介します。
大切な人の晴れ舞台に、心からの「おめでとう」を花で伝えましょう。
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発表会に贈る花選び!
より喜んでもらえうためのポイントとは?

発表会という特別な舞台。大切な人をお祝いする気持ちを花で伝えたいけれど、「どんなお花が喜ばれるの?」「スタンド花とアレンジメント、どっちがいいの?」と悩んでいませんか?
実は、発表会に贈る花選びには正解があるわけではありません。重要なのは、相手の好みや会場の雰囲気・大きさに合わせてお花の種類や形を選ぶことです。
例えば、主催されている教室やクラブの雰囲気に合わせた色や、出演する人の衣装のデザインに似合う花など、贈る相手を想像するとより喜ばれるお花になるのではないでしょうか。
そして、「どんな形で贈るか」も大切なポイントになります。スタンド花は、広いロビーや入口などに飾ることで場を華やかに演出し、目にも残りやすいため、ビジネス関係の方や主催者への贈り物に最適です。一方、アレンジメントは、控室や楽屋に気軽に飾れる手軽さが魅力。子どもや個人的な知人など、より身近な相手に贈るときにぴったりです。
誰に・どこに・どんな気持ちを届けたいのかを考えて、心に残る花贈りをしましょう。
発表会に贈る花のマナー

お祝いの気持ちを込めて贈るお花。せっかくなら、贈る側も受け取る側も気持ちよくやり取りができるように、最低限のマナーはおさえておきたいですよね。
特に発表会では、会場の広さや設備によって「置けるかどうか」「何を贈るのが適切か」が変わってきます。トラブルにならないよう、事前に確認しておくことがとても大切です。
どんなサイズの花にすればいい?
まず大切なのは、「花のサイズを自己判断で決めないこと」です。特にスタンド花は、高さが1.5〜2メートルにもなるため、スペースに余裕がないと設置が難しくなります。
贈る前には、花を飾ってもよいかどうか、飾る場所の広さや具体的な場所(ロビー・受付・舞台袖など)、飾る時間帯(開場前だけ、終演までOKなど)、そして受け入れ可能な花の種類やサイズに制限があるかを確認することが大切です。
会場や主催団体によってルールが異なることが多いため、本人や主催者に一言相談してから手配するのがトラブルも少なくおすすめです。
会場に花を直接贈っても大丈夫?
近年では、すべての会場で花を受け取ってもらえるとは限りません。一部の会場では、消防法による規制や設置・撤去の手間、持ち帰りの手配などの理由から「花の受け取りをお断り」しているケースもあります。
例えば、小さな会場では物理的に設置できずNGになることもありますし、公共施設では安全上の理由からスタンド花の持ち込みを禁止しているところもあります。さらに、個人出演の発表会では主催者が贈り物全体を一括管理している場合もあります。
せっかくの贈り物が会場に届かず返送されるという残念な事態を避けるためにも、事前に確認すると安心です。
会場の外や広いロビーに飾られる場合は?
大きなホールや広々としたロビーがある会場であれば、スタンド花がとても映えます。
スタンド花は高さとボリュームがあり、遠くからでもひときわ目を引く存在です。会場全体を華やかに彩る効果があるため、来場者の目を楽しませるだけでなく、出演者にとっても「応援してくれている」という気持ちが伝わりやすくなります。
さらに、他の方から贈られた花と並べて展示されることも多く、イベントとしての一体感を演出することもできます。
楽屋や控室など、スペースが限られる場合は?
一方で、楽屋や控室のように限られたスペースには、コンパクトで扱いやすいアレンジメントがおすすめです。
アレンジメントは器付きで、そのまま机や棚の上に飾れるため、水やりの手間が少なくて済みます。持ち運びやすいので、贈られた人が気軽に持ち帰ることもできます。小ぶりなサイズでもしっかり華やかさがあり、「お祝いの気持ち」を伝えるには十分です。
子どもへの贈り物や、気軽な個人間でのプレゼントにもぴったりです。
立て札・メッセージカードの書き方・気を付けるポイント

お祝いのお花を贈るときに添える「立て札」や「メッセージカード」は、誰から誰へ贈られたものなのかを伝える大切な名札です。
書き方を少し工夫するだけで、より丁寧で気持ちの伝わる贈り物になります。
ここでは基本の書き方から、気をつけたいポイントまでわかりやすくご紹介します。
基本のフォーマットは?
まずはスタンド花・アレンジメント花、それぞれに使える基本の書き方をおさえておきましょう。

【スタンド花の場合】
○ メッセージ(祝 御出演 等)
○ 贈り先名(●●様、●●先生 等)
○ 贈り主名

【アレンジメントの場合】
○ 贈り先名(●●様、●●さん 等)
○ メッセージ(ご公演おめでとうございます 等)
○ 贈り主名
スタンド花は見た目も大きく目立つため、「祝 ご出演」「祝 ご舞台」などの祝い言葉+贈り先名+贈り主名をセットにするのが一般的です。
アレンジメントはもう少しカジュアルに、メッセージカードのような形式でOKです。
どちらも相手との関係性によって柔らかい表現にしても問題ありません。
誰宛に贈るかを明確にしよう!
立て札やメッセージで迷いやすいのが「宛名(贈り先名)の書き方」です。一番のポイントは誰に贈っているかをハッキリ明記することです。
【おすすめの書き方】
・フルネーム(例:田中花子 様)
・呼び名+敬称(例:花子ちゃん へ、花子先生 へ)
個人宛であれば、できるだけフルネーム+「様」や「さん」などの敬称を入れるのが丁寧です。ただし、親しい間柄の場合は「〇〇ちゃん」「〇〇くん」など呼び名でもOKです。
名前が間違っていると失礼になってしまうため、事前に正しい表記を確認しておくと安心です。
複数人で贈るときは?
職場の仲間やお教室のメンバーなど、複数人でお花を贈る場合は、贈り主の書き方にも少し工夫が必要です。

【複数人で贈る場合の贈り主名の書き方例】
・〇〇会社 一同より
・××高校 3年A組一同より
・△△ダンススクールの仲間たちより
すべての名前を載せると見づらくなってしまうため、「一同」でまとめるのが一般的です。
どうしても個別に名前を入れたい場合は、別途メッセージカードを添えるとよいでしょう。
心に残るお祝いの花を贈るために!予算と注文方法のコツ

発表会に花を贈るのは、出演者にとっても贈る側にとっても特別なことです。
そのため、「予算はどれくらい?」「どこで頼めばいい?」「何を伝えれば失敗しない?」など、初めてだと迷うことも多いですよね。
ここでは、お祝い花を気持ちよく・スマートに贈るための基本をわかりやすく解説します。
贈り花にはさまざまな種類がありますが、大まかな価格帯を知っておくと予算を立てやすくなります。
【スタンド花の相場】
・一段タイプ:11,000円〜16,500円(税込)から
・二段タイプ:16,500円〜22,000円(税込)から
※配送料や設置費用が別途かかることもあります
【アレンジメントの相場】
・小さめ:3,300円〜5,500円(税込)
・中サイズ:5,500円〜8,800円(税込)
・豪華なもの:11,000円(税込)~
スタンド花もアレンジメントも、「誰に」「どこで」贈るかによって選ぶ金額帯が変わります。
個人の発表会であればアレンジメントで5,000円程度が一般的ですが、大きな舞台や企業間の贈り物であればスタンド花の方がふさわしいこともあります。
どこで注文する?ネット通販と地元花屋の違い
お花の注文方法には、主に2つのパターンがあります。それぞれのメリット・デメリットを見てみましょう。
●ネット通販のメリット・デメリット●
【メリット】
・スマホから24時間注文できて便利
・写真付きで仕上がりイメージがわかりやすい
・全国配送が可能(遠方の会場にも対応)
【デメリット】
・仕上がりが画面と多少異なることも
・急な注文には対応しにくい場合がある
・会場や設置ルールに詳しくない場合もある
・梱包されて届くので受け取り側での設置や箱の処分など負担が大きい
●地元花屋のメリット・デメリット●
【メリット】
・会場との関係性があり、搬入・回収もスムーズ
・細かい要望が直接伝えられる(色味・雰囲気など)
・急ぎの対応やアドバイスも受けられる
【デメリット】
・営業時間に制限がある
・地域によっては選択肢が少ないことも
「信頼できるお花屋さんを見つける」のが一番の近道です。ネットでも地元でも、相談できる相手を選ぶと安心でしょう。
失敗しないために!注文時に伝えるべきことは?
注文時に伝えるべき情報が不足していると、希望通りに仕上がらなかったり、会場に届けられなかったりすることもあります。
失敗を防ぐために、次のような情報は必ず伝えておきましょう。
【伝えるべき基本情報】
・贈る日時・時間帯(できれば開演前の何時までなど詳しく)
・会場名・住所・電話番号
・出演者名と演目名(わかれば)
・立て札やメッセージの内容
・花のイメージ(明るく・シックに・好きな色など)
・置き場所の希望(ロビー・控室・受付 など)※可能なら主催者に確認を
その他、「予算はいくらで」「このぐらいの大きさで」とざっくりでも伝えておくと、お店側が最適な提案をしてくれます。
まとめ|発表会で心に残る花を贈るために

発表会に贈るお花は、ただのプレゼントではなく、「応援しています」「感動しました」という想いを伝える大切な贈り物です。
相手との関係性や会場の規模、ジャンルに合わせて、スタンド花かアレンジメントかを選ぶだけでも、印象は大きく変わります。少しの工夫と事前の確認で、相手の心に残る特別な一日を彩ることができますよ。
あなたの「贈ってよかった」が、きっと誰かの「うれしかった」に変わるはずです。
フローリストさくらは、発表会で心に残る花を贈るためのフラワーギフトを取り扱っている福井の花屋です。
お客様のご要望に合わせた多彩なアレンジメントはもちろん、会場への直送・設置にも対応しています。立て札の内容やデザインについても丁寧にご相談を承り、想いが伝わる形をご提案いたします。
最近では、ライブやコンサートなどで「推し」に花を贈るファンも増えています。そんな推し活シーンでも、演者のイメージやカラーに合わせたオーダーメイドの花も承ります。
納期や配送スケジュールについても柔軟に調整可能ですので、「こうしたい」というイメージがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
あなたの想いを、花というカタチでしっかりと届けます。